「腕が上がらない…」は五十肩かも?放っておくとどうなる?
五十肩ってどんな症状?
「腕が肩より上に上がらない」「服を着るのがつらい」「夜に肩がズキズキして眠れない」
そんな症状、感じていませんか?
もしかすると、それは「五十肩」かもしれません。
五十肩とは、肩の関節まわりに炎症が起きて、肩がうまく動かせなくなる症状のこと。
40代後半〜60代前半の方によく見られるため「五十肩」と呼ばれますが、最近では30代や20代でも発症することがあります。
肩の痛みは、ある日突然やってきます。
重いものを持ったわけでもないのに、「あれ?痛くて腕が上がらない…」と気づく方が多いです。
▼よくある症状
・髪を洗うとき、腕が上がらない
・夜になるとズキズキ痛む
・背中に手を回せない(エプロンのヒモを結べない)
・服の脱ぎ着がつらい
放っておくと、半年~1年以上不便な生活が続くこともあります。早めの対処がとても大切です。
五十肩の3つの時期とそれぞれの注意点
五十肩は、次の3つの時期に分けられます。それぞれの時期によって、症状やケアの方法も変わってきます。
① 急性期(発症~約2週間)
この時期は、動かさなくてもズキズキ痛むのが特徴です。
夜寝る時にも痛みが出ることが多く、寝返りがつらいという方もいます。
肩の関節に炎症が起きているので、無理に動かすと悪化することがあります。
この時期は「安静」が大切です。様子を見ながら必要があればアイシングをすることもあります。
② 慢性期(2週間~6か月)
徐々に痛みが落ち着いてきますが、動かしにくさが残る時期です。
肩を動かすとひっかかりを感じたり、可動域(動く範囲)が狭くなったりします。
この時期は、肩の筋肉が固くなっているため、少しずつ動かす練習をすることが大切です。
③ 回復期(6か月以降)
痛みはほとんどなくなり、肩の動きが徐々に戻ってくる時期です。
ただし、人によっては肩の可動域が完全には戻らないこともあります。
できるだけ早い段階から、適切なリハビリを行うことが重要です。
整骨院での五十肩治療の流れとは?
たくみ整骨院では、五十肩の症状や進行の段階に合わせて、オーダーメイドの施術を行っています。
◆ 急性期の治療
・炎症を抑える「ハイボルテージ療法」
・患部を冷やしながら、痛みをコントロール
「とにかく夜も眠れない」という方も、この時期に正しく対処することで、日常生活がぐっと楽になります。
◆ 慢性期の治療
・肩関節の動きを少しずつ改善する運動療法
・筋肉の緊張をゆるめるマッサージやストレッチ
この時期は、動かしすぎず、動かさなさすぎずがポイントです。プロの手で安全に動かしていきます。
◆ 回復期の治療
・肩の可動域を広げる手技(手による施術)
・自宅でできるトレーニング指導
回復期には、再発しないように正しい使い方やセルフケアもお伝えしています。
まとめ|五十肩でお悩みの方へ
五十肩は、ある日突然やってくるやっかいな症状です。
しかし、痛みの出た時期に応じて、正しくケアすることで回復を早めることができます。
当院では、あなたの状態に合わせたオーダーメイド施術を行い、再発予防までサポートします。
「年のせいだから仕方ない」とあきらめず、早めのご相談をおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 五十肩は自然に治りますか?
A. 多くの場合、1~2年かけて自然に痛みがなくなると言われていますが、何もしないと動かしにくさが残ることがあります。
早めに施術を始めた方が、回復がスムーズです。
Q. 整骨院と整形外科、どちらに行けばいい?
A. 痛みが強くて夜も眠れない場合は、まず整形外科で画像検査を受けるのもおすすめです。
たくみ整骨院|五十肩治療のご予約はこちら
尼崎市・塚口エリアで五十肩にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください
お電話または公式LINE・EPARKからご予約承っております。